2025.06.05 NTTと気象庁などが発生メカニズム解明へ共同研究 線状降水帯・台風の予測精度向上

 NTTと沖縄科学技術大学院大学(OIST)、気象庁気象研究所は、線状降水帯や台風など極端気象の発生・発達メカニズム解明を目指す共同研究契約を締結したと発表した。海域の大気と海洋の相互作用に着目し、従来の気象衛星観測だけでは把握が難しかった海上気象や海洋表層データを、無人海上観測器や観測ブイを活用して南西諸島海域などで直接収集する。頻発する線状降水帯や台風による豪雨災害の予測精度向上を目指す。

 観測データは、気圧・気温・湿度・...  (つづく)